岩手 0-2 岐阜




 まだまだまだまだぜーんぜん余裕なんて持てない情勢。みんなで気をつけて「サッカーを現地で観られる」状況をキープしていこうな。



 前節の勝利から、天皇杯予選用の空きウィークを挟んで(岩手は4月に終わらせたからな)連続してのホームゲーム。
 1週空いたことがどう働くのか…… とか考えてたけど、そんなのふっ飛ばすくらいに力の差を見せつけられてしまった感。

 なんていうんだろうな。ここまで「何もできなかった」と感じる試合は久しぶりかもしれん。(もちろんこれは僕の感想であり、「いや、できてたやん」という感じ方もあなた次第)

 特に2失点目までの時間ったら。
 前半の飲水タイムから少しボール持てるようになった。でもそれって、相手がペース落としたからでは?
 あそこまでの時間でもう今日の勝負ついてたよ。後半からなにか対策が出てくるかと思えばそんなこともなかったし。

 失点自体はまぁ……
 今日の#1 土井がたまにある「持ってない日」だった中で、最初の最初に「持ってない」プレーが出てしまっての1失点目。
 2失点目の要因は僕が「何もさせてもらえなかった」要因だと思ってるところから展開されて、だったので(ゴール前で弾き返せなかったのは痛かったが)。
 納得っていうか、相手の強さにやられたなぁって印象が強い。

 で、「何もさせてもらえなかった」要因なんだけど、岐阜のプレッシングが「派手さはないが確実に仕留めにくる」ところだったんじゃないかと。
 なんかこう、めっちゃ走る選手がガンガン追い回してくるとか、人数かけてグッと奪うとか、そういう感じじゃないから「なんで今日はこんなにボールがつながらないんじゃ!?」と最初見てたのよ。
 そしたらまぁいやらしい位置取りとか、タイミングよく当たってくるとか、そういう「ちょっとした」ところで岩手としては上手くいかんのだわ。
 特に岐阜の#14 本田、#41 吉濱。あと#22 舩津と#2 橋本。中盤ほとんどじゃねぇか。
 2失点目は#5 石井がキープしようとしたところを吉濱が掻っ攫っってからだからな。
 この4人がさぁ、経験値高すぎるんだわ。歳だけじゃなく、これまでのキャリアまで含めて。特にホンタクよ。さすがのいやらしさだったなぁ。
 対して岩手、#28 増田や#15 加々美、#13 色摩あたりが特に目立ったと思うんだけど、ボール取られる、パスがズレる、前に運べなくて後ろに渡す。これ相手に上手くやられたからだよな。
 大卒ルーキー2人に大卒2年目。ここまで「やれる」ってのは証明してきたけど、さすがにこの岐阜の中盤は経験値違いすぎだわ。

 61分に#14 嫁阪、#22 佐々木、#49 中野の3枚替えは面白かったな。3人とも走れて、ボールある程度持てて、テクニックあって、左利き。
 相手のリズムにハマりきってたところを変えられる、そんな匂いがあったのは確か。でも届かなかった。
 さらには嫁阪が脳震盪での交代と。(前々から嫁阪については「不幸体質」と(半ばネタで)書いてきている僕ですけど、いやマジでなんか憑いてるんじゃねぇの……)

 ゲームの流れ自体が岩手に向かない、そんな試合でしたな。



 無敗で優勝できるチームなんてそうそうないんだから、1敗くらいで落ち込んじゃダメ。岐阜には強さ見せつけられたけど、他に対して勝ち続けてればいいだけの話なんだから。

……ということを書くこと自体がとても珍しいのだけど、わりと本気で今年は上位を目指せそうな感じをチームから感じてるから、そういう書きかたになるんだよな。
 どこまでこのチームが行けるのか、本当に楽しみなのよ今。


 楽しみといえば、次のホームゲームは初のナイトゲームですねぇ。あの夜空に音が消えゆく感覚ってとても好きだから楽しみ。


 岐阜サポさん多数すぎん??(当社比)
 関東圏のサポでもあそこまで来るか?
 ただ単に絶対数が違うってことなのかなぁ。



 やぁやぁ、柏木選手。
 その昔、自分のブログにたいそう独創的(オブラートに包んだ表現)なメールアドレスを載せてしまったこと、僕は忘れませんよ。(「アドレス変えました」メールをブログ更新用アドレスにも送ってしまったんだろうなぁ、あれ)(忘れてやれよ)
 J3は決して禊の場ではないが、まだここに来るレベルの選手ではないことは間違いないので、しっかりプレーで変わったことを見せつけていただきたい。